■ 今回のお題
私が学生だった頃は、シャープペンが詰まると自分で直していたものですが、最近はどうなんでしょうね。
前回の「オレンズ」の詰まり修理に続いて、今回も修理の依頼です。
ようやく修理人として信頼され始めたのか?(笑)
今回も、なるべくお金をかけずに直してみます。
■ 準備したもの
● クリーナーピン(細い針金状の清掃用具)
今回使ったクリーナーピンは、私が昔使っていた製図用シャープペンに付属していたものです。
昔のシャープペンには、後端部分にこうした針金状のクリーナーピンが付いているものがありました。なかなか立派な作りですね。
最近のシャープペンでは、あまり見かけなくなった気がします。コストダウンの影響なのか、それとも詰まったら修理せずに買い替える人が増えたからなのか……。
ちょっと気になります。
クリーナーピンが手元にない場合は、機種によっては細い針金(安全ピンなど)で代用できることもあります。ただし、先端の穴や内部部品を傷つけないよう、無理に押し込まないことが大切です。
■ 修理手順
① シャープペンの先端を取り外す
まずは、シャープペンの先端部分を取り外します。
② 先端部分を分解する
ドクターグリップ4+1の先端部分は、樹脂製の部品と金属部品の2つに分かれる構造でした。
ねじで接続されているので、回して分解します。
一般的なシャープペンでは、先端部分が一体になっているものも多いので、これは今回初めて気付いた構造です。
③ クリーナーピンで先端の穴を清掃する
先端部分の穴にクリーナーピンを通し、詰まりを取り除きます。
無理に押し込むと部品を傷める可能性があるため、慎重に作業します。
④ チャック部分の詰まりを取り除く
続いて、芯をつかんで送り出す「チャック」部分を清掃します。
チャックを開いた状態にして、クリーナーピンを通します。チャックを開くにはノック操作が必要です。
今回のポイントは、先端部分を分解してから作業することでした。というわけで、ようやく修理完了!
■ 修理して分かったこと
実は、最初は先端部分を分解せず、そのままクリーナーピンを差し込んでいました。しかし、うまく詰まりを解消できません。
先端部分を分解してみると、チャック部分にアクセスしやすくなり、無事に詰まりを解消できました。
機種によって構造が異なるので、うまくいかないときは内部の構造を確認してみることも大切ですね。
前回のオレンズの修理を振り返る
前回、ぺんてるの「オレンズ」が詰まったときは、念のためメーカーから修理部品を取り寄せました。
部品を提供してもらえるのはありがたいですね。親切なメーカーだと思います。
ところが、取り寄せた部品を取り付けると、芯が折れてしまう症状が発生しました。
原因は断定できませんが、チャックから送り出される芯と、先端部の穴の位置関係が影響している可能性があります。
部品を交換しても症状が改善しなかったため、最終的には詰まりそのものを修理する方が、早く、安く解決できました。
このあたりは、部品を交換するだけでは解決できない難しさがありますね。
メーカーでは、部品の寸法や組み付け精度などを厳密に管理しているのでしょう。小さなシャープペンですが、なかなか奥が深いものです。
■ まとめ
今回は、ドクターグリップ4+1のシャープペンの詰まりを、クリーナーピンを使って修理しました。
今回のポイントは、先端部分を分解してチャック部分にアクセスすることです。
シャープペンの詰まりは、機種や詰まり方によって対処方法が異なります。買い替える前に修理できる場合もあるので、参考になれば幸いです。
〈参考:ぺんてる公式サイト〉
https://www.pentel.co.jp/support/mechanicalpencil/431/
※この記事が参考になった方へ
同じ症状で困っている方の参考になれば幸いです。
修理方法は機種や状態によって異なります。針金などの先端でけがをしたり、内部部品を傷つけたりしないよう、十分注意して作業してください。







